廃止の方向だが?!電力自由化後の深夜電力割引はどこがお得?

タカシ
東北電力の深夜電力割引が廃止になってしまったって聞いたけど、新電力会社の中には深夜電力が安くなるところってあるの?

オカン
深夜ってあんた、いつまで起きてんの!21時には寝なさいっていっつもいってるでしょ!

タカシ
21時って小学生じゃないんだから!

ハカセ
ワシは21時にねて、4時には起きるぞ!

タカシ
ハカセは年よりだから!

ハカセ
ワシはまだまだ若いわい!

オカン
どこが、ヨボヨボじゃない!

ハカセ
ヨボヨボだと思うのならいじめるでない!早速説明していくぞ!

 

 

 

 

安い深夜電力割引プランを利用してきた家庭では、電力自由化後はどうしようか迷っていることでしょう。

 

 

 

 

新電力会社の料金は、基本的に「たくさん電気を使ってもらえば、既存の電力会社の料金よりもトータルで安くなる」というもの。時間帯によって料金に差をつけている新電力会社はほとんどありません。そのため、どこがオトクかといえば、やはりこれまでの電力会社の深夜・夜間プランを継続利用すべきとも言えます。

 

これまでよりはやや高値の傾向

オール電化1

タカシ
え~!新電力ではもう、深夜割引ってないんだ!

ハカセ
あくまでも現段階での話なのじゃが、このことにも実は理由があるのじゃよ。

 

 
電力自由化のまえに、これまでの電力会社は顧客に向けて「今後は深夜割引プランなどに新規では契約できなくなります」と発表していました。実際、深夜電力やオール電化、マイコン型蓄熱機割引、5時間通電機器割引などが中止になっています。

 

 

 
夜間割引や深夜割引などが使っていたオール電化家庭には、電力自由化後もほぼ同内容のプランが提供されているようなので、新しい夜間電力プランを利用するのがお値打ちです。ただどの電力会社も、自由化以前と比べて夜間の電気料金が上がっているようです。

 

 

 
それでも、夜間と深夜に限定すれば新電力会社よりも既存の電力会社(東京電力や関西電力)のほうが安いです。オール電化などで深夜電気を利用している家庭は、電力自由化になったからと言って、すぐに新電力会社に乗り換えないほうが結果的にオトクです。

 

夜の電気料金は安い

suimin

たとえば東京電力の夜間プラン「おトクなナイト8」と「おトクなナイト10」をみてみましょう。

 

 

 
「おトクなナイト8」は深夜の8時間分の電気料金がとても安いプランです。安くなるのはPM11:00~AM7:00で、この時間帯は電気料金が1kWhあたり¥12.16と激安です。そのかわり昼間のAM7:00~PM11:00は高くなっており、1kWhあたり¥31.75です。

 

 

 
これがどれくらいおトクなのかと言うと、一般的な従量電灯Bプランの電気料金では、1~120kWhまでが1kWhあたり¥19.43で、120~300 kWhまでが1kWhあたり¥25.91です。

 

 

 
夜間電力は格段に安いですが、日中の電力料金は1kWhあたりで¥5.84(120 kWh以上の料金で計算)も高いのです。日中に家族が自宅にいて電気を普通に利用している家庭にはおすすめではありませんが、子どもがいない共働きでたいていの家事を夜間にしているなら、検討すべきですね。

 

 

 
もっとも夜の11時から安くなるので、これでは利用しにくいという人は「おトクなナイト10」を利用してください。こちらは夜間のおトクタイムが22:00~8:00までです。ナイト8よりも前後1時間ずつ延長しています。

 

 

 
おトクタイムが使いやすい分、電気料金は値上がりします。PM10:00~AM8:00は1kWhあたり¥12.41、AM8:00~PM10:00は1kWhあたり¥34.56です。もちろんこれでも、従量電灯Bプランよりは安いです。

 

 

 

 

 

※東京電力に関するほかの情報はこちらを参考にしてください。

 

倒産もあり得る!?電力自由化で東京電力への影響は?

 

既存電力か新電力か!東京電力と東京ガスを比較!どっちがいい?

 

新電力に激安夜間料金を設定しない理由

rasukin

では、なぜ新電力会社が深夜・夜間割引料金を設定していないのか。

 

 

 
この理由は、既存の電力会社の深夜料金がこんなに安い仕組みを知ればわかります。深夜電力と言うのは、いわば余剰電力のようなものなのです。

 

 

 

 
既存の電力会社は電気を安定的に供給することが義務づけられています。電気は国民の基本的なインフラで、これを電力会社の都合で供給を止めることはできません。

 

 

 

 

したがって、電力会社は電気需要がふえるピークタイム(主に夏の昼間)の必要量に照準を合わせて発電計画を立てています。いつでも十分な量の電気が発電されて電力が不足しないのは、電力会社が需要を予測してそれ以上に発電しているからなのです。

 

 

 
ところが電力と言うのは、使用量が少なくなったたからと言って急に発電量を減らすことができません。長期間にわたって供給量の調整をすることはできますが、1日のうちで深夜だから発電を少しにするというのは不可能なのです。

 

 

 
その結果、夜間の工場の稼働がなかったり一般家庭が寝ていたりして電気を使わない深夜でも発電は続いています。しかし電気は基本的に大量にためることができません。ですから深夜に発電した電気は、捨てるしかないわけです。これを一般家庭に供給しているので、深夜・夜間の電気料金は昼間と比べると格安(ほぼ半額)です。

 

 

 
一方、新電力会社は顧客数が少ないこともあり、それほど大量の電力を発電していません。もしくは既存の電力会社から電力を買取ることになるので、安い深夜料金を設定してまで夜間の電力を販売する必要はないのです。

 

 

タカシ
なるほど、だから新電力会社としては、深夜の電気料金を安くしてもほとんどメリットなんてないということなんだね。

オカン
発電力がない新電力がほとんどであることを考えるとこれって仕方ないわね。

ハカセ
その通りじゃな。そのため、深夜割引をしたいのであれば、既存の夜間割引のプランをチェックすべきということなのじゃ。次に、この既存の電力会社の夜間プラン見ていこう。

まとめ 既存の夜間プランをチェックしよう

yorunohanasi
新電力の料金設定はほとんどが従量電灯プランです。24時間の電気料金は一律で、時間帯によって上がったり下がったりしません。昼間はほとんど留守で電気の使用量が夜間に集中しているという家庭は、既存の電力会社の夜間料金プランを真っ先に検討すべきでしょう。

 

 

 
既存の電力会社も夜間プランのバリエーションを増やし始めています。たとえば九州電力の「時間帯を選べる夜間プラン」では、夜間割引になる時間帯が3つあり、21:00~翌朝7:00、22:00~翌朝8:00、23:00~翌朝9:00から好きな時間帯をチョイスできるようになっています。現在は夜型の社会で、夜に活動して朝が遅いという人も少なくないのでプランによっては通常の従量電灯料金よりも安くなりますね。

 

 

 
新電力会社の参入によって、これまでの電力会社が危機感を持っているのは事実です。新電力ほど思い切って電気料金をディスカウントすることができないので、夜間プランを充実させることによって、顧客が新電力に流れてしまうのを防ぐべく努力しているんです。

 

 

 

これは電力会社側の見方なのですが、消費者であってもこういった事情を知っておくだけで、電力自由化のことをより深く広く知ることができるでしょう。

 

タカシ
とりあえず、既存の電力会社で深夜電力を選ぶ場合には、九州電力ってわけか。

オカン
まあ、それしか方法がないんなら仕方がないわね。

ハカセ
そうじゃな。新電力よりも既存の電力会社が新プランを出してくれることを期待しておくしかないといえるじゃろう。

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